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vol.14 ヤブタ(Hotel Color Bars)

投稿日:2019年7月16日 更新日:

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自分がその日に持つ熱量、気持ち、伝えたい思い。初期衝動に駆られステージで爆発する情熱はいつまでも忘れたくないもの。そんな気持ちを誰よりも強く抱き、ステージに立ち続ける男、ヤブタ。彼の持つ魅力や滲み出る人間性、バンドと向き合うことへの複雑そうで単純な純情など、ステージでは言葉にしていない内に秘めた想いを赤裸々に語ってもらった。

(インタビュー/佐久間智紀、編集/岡澤直史)


 

「キッカケ」

—よろしくお願いします。まずはじめにヤブタさんのこれまでの経緯を教えてください。

宜しくお願いします。青森県出身で18歳の頃に神奈川に上京しました。バンドは地元ではやっていたんですが、上京してから5年くらいはバンド、音楽活動なるものは一切やっていませんでした(笑)ギターや機材は趣味で買ってはいました。その後、22歳の時に 某メンバー募集サイトで新規にメンバーを募集していたバンドに参加してからは、1年半ほど活動はしたのですが、やってくうちに自分でやりたい音楽と周りがやりたい音楽とのギャップに気付いてきて、そこからはまたしても音楽活動をしなくなり(笑)自分の好きに曲が作りたいなとも思っていたので、何曲か練って、今のメンバーに声をかけ、去年結成し、現在にいたる感じです。ベース、ドラムと、当時はボーカルもいたんですけど、高校の頃に地元でバンドをやっていたのですが、そのベースとドラムに連絡をとり今のバンドを始めました。

—音楽を始めたきっかけはなんですか?

音楽を始めたというか、音楽に興味を持ったのが小学生の頃に親が持っていたスピッツの『隼』と言うアルバムを聴いてからですね。

—そこからバンドに興味を持っていったと?

いや、中学の文化祭で銀杏BOYZのコピーをやる事になったんですけど、それがキッカケですね。その時に音を合わせるのって、ものっすごい楽しいなと思ったのが、今も続けられている原動力になってるかもしれませんね。

—その頃からギターをやられていたんですか?

はい。中学生の頃、THE BLUE HEARTSの『EAST WEST SIDE STORY』っていうベストアルバムがあるんですけど、それを聴いてからです。自分でも弾けるんじゃないかと思い始めて。あとはもう、思春期でありましたから、ギター弾けるとかっこいいんじゃないかと思って(笑)すぐにでもギターを覚えたいと思い、親戚のお兄ちゃんからギターを譲ってもらい、そっからちまちま練習するようになりました。結局Fの壁ですぐに挫折するんですが…ボーカルに関しては、今のバンドを組もうと思ってからなので2年くらい前ですかね。僕がボーカルに対する注文が多くボーカルが中々見つからなかったので、諦めて自分でやろうと思ったのがきっかけです。

–好きなジャンル、好きなアーティストはいますか?

好きなジャンルはかっこいいと思ったらなんでも聴きますが、この特に好んで聴くのはガレージ、オルタナ、ロンドンパンク。好きなアーティストさんは沢山おりますが、今パッと出てくるのは、スピッツ、ブルーハーツ、ゆら帝、ルーリード ですかね?

–初めて買ったCDはなんでしたか?

上記のブルーハーツのベストアルバムと記憶しています。
当時、なんでこれを買ったか理由は覚えてないのですが、今思えばこのベストアルバムには、トレイントレインやリンダリンダなどの有名な曲はあんまり入ってなくて…少し後悔した記憶があります。ただ、これに入っている1000のバイオリンには本当に衝撃を受けました。1000のバイオリンを聴くと未だに鳥肌が立ちますね。


 

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「Hotel Color Bars」

—バンド名「Hotel Color Bars」の由来を教えてください。

元々のバンド名がsunriseって名前で行こうと思ってたんですけど、ネットの検索に引っかからないんじゃないか、という事でバンド名を変えようと思っていて、んで、たまたまその時にホテルカラーバーって言うタイトルの曲を作ってたんですけど、始まりがTHE〜とかMy〜とかMr.〜みたいな感覚でHotelから始まるバンド名っていいなって思ったのと、古い廃れたラブホみたいな名前で面白いなって思ったのと、バンド名に色を付けたいなってのもあったので、思い切ってそれをバンド名にしてみました。

—「Hotel Color Bars」のアピールポイントはありますか?

90.sオルタナロック、パンクさ、歌謡曲っぽさを意識しています。まだまだ発展途上真っ只中のバンドなので成長記録を共に見てもらえたらなーと思っています!

—音楽を通して伝えたいことはなんですか?

自分達でも誰でもいいんですけど、ライブハウスでやってるバンドや音楽に多少なりとも興味を持ってもらって、それをきっかけで自分でも楽器出来るんじゃないかなーとかおんなじ趣味を持った友達と出会えれば良いかなと思っています。

—ライブではどの様なことを心がけていますか?

えーと、少しでも自分らのことを覚えてもらい、満足感を持って帰ってもらえたら良いなと思って演奏している反面、腐ってもロックバンドなので、なるべく尖って行こうと言う気概でいます。なので常日頃からジレンマに囚われてはいます(笑)あとは、多少は時間内にどうするかを考えて準備はしてライブに挑むのですが、ステージに立つととりあえず予定調和を崩したくなるというか、テンションが上がりすぎるとギターも弾くよりも動き回りたくなるので、そう言う意味では、テンションを上げすぎない事を心がけています。


 

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「死ぬまで訓練」

—自分のパートに対するこだわりはありますか?

ギターもボーカルもですけど、熱量にはこだわりを持っています。ピッキングは雑音が入ろうが気にせず、なるべく6弦全てを弾き抜くイメージで、ボーカルも音程が多少外れようが、その日に出せるであろう全力の声量で歌う。ぐらいですかね。

–日頃どのような練習をしていますか?

ギターは運指となるべく持ち曲をネックを見ないで弾く練習、どーしても見ちゃう!ギターソロなんか全く見ないで弾けたらかっこいいけど絶対見ちゃいますもんね。後は、単音弾き、フレーズ弾きをしながら歌う練習ですかね。ギタボだとどーしてもギターがコードだけになっちゃうんで、なるだけギターはアレンジしていきたいんですけど、歌いながら細かいフレーズなんかが弾けないとそれこそ話にならないかなと思って。全然イメージ通りに出来てないんですけど…歌に関しては腹式呼吸、発音、音階、舌や唇の使い方、持ち曲を延々と歌ったりですね。ボーカルもギターもまだまだ未熟者です。ギタボをやるからには生涯死ぬまで訓練ですね。

—音作り、バンドサウンドのこだわりはありますか?

ギターの音作りに関しては本来ミドル強めの音が好きなんですけど、どうしてもボーカルの声とかぶってしまって、モコっとなってしまうので、トレブル4.5 ミドル2〜3 べース6〜7、で気持ちアタック感を強めに出すような音作りをしています。バンドサウンドのこだわりは基本出たとこ勝負で行ってますね!バランスはやっぱり1番大事だと思ってますけど、どっかでセオリーからはみ出るサウンドを意識しています。現実問題、実行出来ているかはさて置いてですけども…各パートで言うと、ドラムは手数多めですけど、しっかりビートを刻んでもらってます。後は、タムはなるべく重めに叩いてもらってますね。ベースに関しては、ギターと同じくボーカルの声にかぶらないようにしてもらって、元々決めてある展開以外はフレーズや音質なんかは完全に彼に任せてます。2人にはほんとに信頼置いてます(笑)自分のわがままについて来てくれる、とてもありがたい存在です。

—使用機材を教えて下さい。

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ギターはフェンダーUSAテレキャスター。アンプはJC120 足元は アンプから
BOSS BF-3(フランジャー)ー YOS smoggy OverDrive(歪み)ーBOSSBD-2(サビなどのブースターがわり)ーfulltone OCD(主にソロで使う歪み)ーREDWHICH
FUZZ GOD(飛び道具的な歪み)ーLINE6 DL4(ディレイ)ーtunerーギターって感じです。改めてみるとほぼ歪みでしたね。


 

「可能性の種」

—ヤブタさんにとってのHotel Color Barsとは?

僕にとってはこのバンドはまだ、なにでもないです。強いて言うなら、まだまだこれから色んな事が起こっていく可能性を秘めた、可能性の種です。

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Hotel Color Bars メンバー

—バンドを続ける理由はなんですか?

楽しいからですね。自分で曲作って、それをメンバーに伝えて、出来上がった物を披露するのが楽しいんだと思います。その過程の中で、辛いこととか、苛立ちだったりヘコむ事は沢山ありますけれども、完成した時の喜びや、音を合わせ時の楽しさのが強いんで、バンドをやってけるんだと思います。

—バンド以外でチャレンジしたい活動はありますか?

油画とか学んでみたいですね!それと、弾き語りしてみたいです!

—バンドにおいてボーカリスト、ギタリストとしての目標を教えて下さい。

ギタリストとしては、夢は大きく!シグネチャーモデル出せるくらいにまでなれたらいいなと思ってます!!ボーカリストとしては、とりあえずはなんでも歌えるようになりたいですね!誰のどんな曲でも対応できるようになりたいです。目標と言うのはおこがましいですが、憧れはエレファントカシマシの宮本浩次さんです。あれだけの表現力と歌唱力で歌えたら、さぞ楽しいんだろうなと思います。ほんの少しでも憧れに近づける様に頑張りたい所存で候。

—最後にHotel Color Barsのこれからの目標を教えて下さい。

とにかくライブをやって経験値を磨く事と、30分の短い時間の中にどれだけ上手くドラマチックな展開を入れるように出来るか、とかですかね?まぁ、他にもやらなきゃいけないことは無限にあると思います。今のところはありきたりですけど、ライブハウスをお客さんでパンパンにしたいですね。自分が、自分達が音楽をやれてるってのは色んな人達の支えのおかげで出来ているという事を決して忘れず、傲らずに自分達の音楽を聴いて頂ける方々だったり人付き合いは一期一会だと思っています。バンドの常の目標としては、ホントにそういうのをずっとずっと忘れずに、大切にしていく事ですかね。後は、早く次の曲のレコーディングしたいです。レーベルもついて頂けるとありがたいのでどちら様か連絡待ってます。バンドの最終目標は印税生活で酒池肉林!その為に死ぬ気でバンドを頑張る!!ですね!!!

 

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ヤブタ

青森県出身、1992年12月生まれ山羊座。オルタナギターロックバンド「Hotel Color Bars」ギターボーカル担当。

Hotel Color Bars Twitter→https://twitter.com/Germanium168

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